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私は、仕事の関係で転勤が多く全国各地を転々としてきました。基本的には、会社からは家賃補助が出るものの、賃貸でのお部屋探しは手伝ってくれません。そのため、インターネットや不動産会社に赴き、思いつくままに部屋を探してきました。しかし、最初の頃は、時間と労力のわりに、満足が行くお部屋、アパート・マンションと出会うことが出来ませんでした。その頃は、漠然とネットで検索しては間取り図眺めて、家賃と築年数の比較に明け暮れた果てに決めていました。結果的に、実際に見に行って内見してから、イメージしていたものと現実とのギャップに苦しんでいました。それだけならいいのですが、住んでからいろいろと不満点が発覚することがありました。
内見は１件だけでなく、複数のアパート・マンション、お部屋を見て比較してみることが大切です。これは、賃貸の場合に限ったことではありません。例えば、首都圏において新築マンションを購入した人々の平均見学数は3.1件という調査結果があります。そして、複数のアパート・マンション、お部屋を数多く見ることにより、自分自身の価値観や相場観、アパート・マンション、お部屋の構造や立地など様々なメリット・デメリットが読み取れるようになってきます。つまり、賃貸でもマンションでも自分自身がより良い生活環境を求めて、アパート・マンション、お部屋選びを成功させるには、複数のアパート・マンションやお部屋を見学して比較することが大切だといえます。
内見は、朝と夜などといった時間帯を変えて、複数回にわたり実施することも大切です。その時には、学校や職場などへのアクセス方法も確認するのも良いでしょう。時間帯によって、開かずの踏切があるとか、交差点での信号待ちが極端に長くなるなど、移動する時間帯次第で極端に不便になる立地(Good)も存在します。こうした立地に住んで、実際に住んでから生活が始まると途中で何もかもが嫌になります。こうした理由から、1件だけ見て即決で衝動買いをすることはおススメしません。つまり、高い費用で購入した後に後悔するという危険性がはらんでいるからなのです。(賃貸なんだか、購入なんだかよく分からんがまぁ良いでしょう)
いくつかのアパート・マンション、お部屋を比較検討している段階では、アパート・マンション、お部屋の内見チェックシートを作成していくことをおススメします。そうすることで、見るべきポイントが整理できるとともに、見学した後の比較検討が便利です。まずは、チェックすべき見るべきポイントを書き出してみましょう。そして、自分なりの評価方法や、感想を自由に書き込める欄をつくっておいても良いかもしれません。そして、同じアパート・マンション、お部屋を2回目以降も見学する際は、1回目よりもより細かくチェックしていきたいです。置きたい家電や家具がある場合は、メジャーを持参してお部屋の大きさをはかり、本当に置けるかを確認することも大切です。その時には、部屋の入り口もはかり、部屋への搬入が可能かどうか確認することも忘れないようにしましょう。そのようにして、回数を重ねていくことで、自分自身が掲げる「理想の暮らし」を整理することが大切です。
アパート・マンション、お部屋を探し始めたばかりの人は、きれいにコーディネートされたお部屋を見ると、ついつい舞い上がってしまう人も少なくありません。自分自身が求める条件に合っているか、冷静な判断をすることも大切なのです。そのためには、興味がないアパート・マンション、お部屋でも、家の近くなどでアパート・マンション、お部屋を内覧し、「こういうものなんだ」という感覚値を持つことが、良いと言われています。