Feature of CoolLaser

1.特徴

 クーレーザーは、レーザー照射により塗膜と錆を落とす、トヨコー独自のレーザー除去工法です。ハンディ型のレーザー装置で塗膜を落としたい場所にレーザーを照射し、高速に塗膜と錆を除去します。光を照射するだけで物理的な接触はなく反力もありません。

<特徴>
円形照射(特許技術)で面を作り高速除去
 ファイバーレーザーの光をヘッド部分で特殊なプリズムを透過して屈折させ、高速回転させることによって円形に照射します。これをスライドすることで、軽い装置でも面照射が可能になり、高速な塗膜除去が可能になります。

非接触・無反力
 非接触のハンディ型レーザー装置を照射するだけなので、反力が発生せず、力の弱い女性でも作業が可能です。また、ロボットを使った作業なども行いやすくなります。

入り組んだ表面も除去可能
 構造体の溝やボルトの面など、ディスクサンダーでは入らない場所でも、表面に光が届けば除去できます。溶接ヤケやスラグもレーザーで研磨することができます。

局所的な照射が可能
 光を当てた場所だけで局所的に発生する熱反応により除去するので、狙った場所だけを除去できます。

廃棄物の量が圧倒的に少ない
 光を照射するだけなので、二次廃棄物が発生せず、圧倒的に廃棄物の量を減らせます(ブラスト比100分の1以下)。

<競合技術との比較>
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原理
 強いレーザー光を照射することで、塗料の分子に含まれる電子を振動させて瞬時に熱を発生させ溶解・蒸散させることで除去します。同時に、除去した後の表面もレーザー光を照射することで安定酸化被膜を形成し部材を保護します。蒸散した塗料は集塵機で吸引することで外部に有害物質を出しません。

 また、ヘッドの形状も、光学系に塗料などがかからないよう設計されており(特許技術)、長時間の作業が可能となっています。

将来性
 現在実用化されているものはファイバーレーザーの連続波(CW)レーザーですが、レーザーの種類や波長を変えることで、さまざまな応用可能性が広がっています。

・パルスレーザーを利用して熱ひずみを減らし、板金などの薄物に対応
・周波数を変えてカーボン素材表面にダメージを与えないレーザー除去
・水中透過率の高いレーザーで、海洋土木の表面クリーニングや造船への応用

2.塗装除去事例(before and after)

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