2015.12.04
安全化対策への取組み

TOP研究開発体制とその進捗状況安全化対策への取組み

●光産業創成大学院大学の共同研究員である吉田氏にご指導頂いています
光産業創成大学院大学の共同研究員の吉田裕之氏は、レーザーのエネルギー伝送の研究を行っています。実験にあたっては常に厳しい安全審査が必要とされていることを痛感してきており、また氏の宇宙開発に従事してきた経験をもとにクーレーザーの安全対策についてのアドバイザーとしてご指導をいただいています。

●標準・安全のプロ「JAXA 安全・信頼性推進本部」との指導連携
レーザー技術を利用する際、安全に利用できる基準を策定していくことは、その性質上極めて重要なことです。現在レーザー利用に際しての安全基準が無い中で、どうやって利用者の安全を確保していくか、ということはもちろんのこと、そもそも「安全とは何か」ということまで遡り、施工に際しての安全を確保するべくJAXAからのご指導も頂いています。

JAXAはロケットシステムという失敗の許されないシステムを、また人を宇宙に送るという安全を確保するのが非常に難しい事業を行っています。非常に安全に対して厳しい基準を持ち、その基準を策定するノウハウについては、長期に渡って蓄積があります。安全を担保するためのマニュアル作成や、審査会を作るなどの手順が確立されているのです。

信頼性や安全性を確保するための絶対的な手順。JAXAが持つ、非常に厳しい安全に対する取り組みを指導して頂き、その手順に従って、トヨコーでも安全を確保するプロセスを踏んでいこうと考えています。

JAXA安全・信頼性推進部
S&MA(Safety and Mission Assurance) Department

http://sma.jaxa.jp/

JAXAの職員の方や関係企業が、安全に対する考え方を同じように持って開発を行っていくため、JAXAでは安全基準の研修を外部にも解放しています。そこでJAXA職員の方々と一緒に安全基準の講習を受けるところから始め、安全審査の基本的な考え方をトレーニングによって理解しています。その上で、具体的な安全を確保するための基準開発や審査会の設置などに進んでいくステップを踏みます。

●レーザー施工現場で有用な安全基準を確立する
レーザーは便利な反面、レーザーそのものはコントロールが難しく、扱いを間違えると大変危険なものでもあります。現在レーザーの安全基準については、厚生労働省が出している「レーザー安全」などで規定されています。

しかし、これらの基準を守ったとしても、レーザー施工の現場で安全を確保することは困難です。装置が安全であること、作業する上でどうすれば安全が確保されるのかということ、そしてそれが本当に安全だと検証できるかどうか、ということまでを整え、更に有識者の方々による審査会で「安全です」と確認を取った上で、製品として商品化したい、それが弊社の製品開発でのスタンスです。